いるだけ国王。

カートゥーンネットワーク「水野キングダムLOVESパワーパフガールズ」8月26日放送

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NINJA TOOLSに移転して最初に扱ったのがこの番組の話題だったのですが、
4月21日の本放送はものの見事に見逃しまして、今回ようやく視聴いたしました。

本放送と同じ月にパンチクラブ(MONDO21枠)でやってた「日本オタク大賞06/07」で、
唐沢俊一先生が言っていた発言が、今になってよ～くわかりましたね、ホントに。

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「どんな番組であっても、自分の想像力の方がはるかに面白いハズと思っていたら、
最近、『ライオン丸G』とかね、さすがの俺もここまで想像しなかったっていうのが…(笑)」
(パンチクラブ「日本オタク大賞06/07 後編」での唐沢俊一の発言)

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実際、これが発表された時は一体どうなるんだという不安もありましたからねぇ。
同人作家とかファンとかじゃなくて、現場の方々がこういうのをやるというのと、
何もかもが全く異なるジャンルのコラボレーションですから…ねぇ。
私はこういった、あらぬ方向にぶっ飛んだような試みは大好物ですから、
今回の再放送は結構楽しみにしてたわけですが…これは見事だね。

番組の方はというと、前半はパワパフが水野キングダムの平和を守るアニメパート、
後半は「特別国会」としてパワパフへの御礼を考える実写パートという構成。

アニメパート、水野キングダムの議会でボツにされたネタ達が反乱を起こし、
助けを求められたパワパフの三人が各大臣の面々に振り回される…という内容。
何故かナレーションが本家の小堺一機ではなく別の方だったんですが、
他は結構ハマってたというか、大臣の顔ぶれがアニメにしやすい人をチョイスした感じで、
たむけんとか山ちゃんは、普段のキャラクターそのままで出てきましたからね。
まぁ、山ちゃんのあのド変態っぷりを忠実に再現して出してきたのには驚きましたが…。

実写パート…というか、「水野キングダム」そのもので、
水野キングダムの危機を救ってくれたパワパフの三人に対するお礼を考えるというモノ。
各大臣達のパワパフに対する知識の無さ(特にジュニア大臣)がモロに出ていて、
"山岸博士""ハチじゃないんですか？"なんつー、わけわからん発言もちらほら。
ケンコバ大臣と山崎大臣の、アニメに出られなかった不平不満も飛び出して、
コレ、ファンダンゴで放送するのはいいけど、CNでやって大丈夫だったんでしょうか…。

いくつかの案の中から決まったのが「ケンドーコバヤシ型抱き枕」という、
パワパフじゃなくても受け取り拒否しそうな厄介なシロモノだったのも…ねぇ。
まぁ、アニメパートにも「ムニエル先生」とか「戦闘機だと言い張るオッサン」とか、
とんでもないモノ出してきたわけですから、ソレと比べたらマシかもしれませんが。

それにしても、水野16世はホームグラウンドであるはずの議会よりも、
アウェーのアニメパートの方が喋っていたというのが、なんとも妙だったわけですが。
(議会の場において、水野16世には議決権はおろか発言権すら無い)

コレ、水野16世は"次もやりたい"とか言ってましたけど…有り得るかなぁ…。

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＜出演＞
・アニメパート(パワーパフガールズ)
　水野透(リットン調査団)
　千原ジュニア
　ほっしゃん。
　たむらけんじ
　山里亮太(南海キャンディーズ)
　林克治(カリカ)
・実写パート(水野キングダム)
　水野透(リットン調査団)
　千原ジュニア
　山崎邦正
　ほっしゃん。
　ケンドーコバヤシ
　関暁夫(ハローバイバイ)
　金成公信(ハローバイバイ)
　林克治(カリカ)

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それにしても…「水野キングダム」が地上波で見られる東京と三重の人がうらやましい…。